今回の「トラマネ模擬監査」は協和陸運株式会社 本社営業所さまにて行いました。
協和陸運株式会社さまは長距離運行をメインとされているだけに、まずは「改善基準の順守状況」をチェックをすることとしました。
特に、「拘束時間が長めのドライバーさんに対する健康管理」についても質問させていただきましたが、健康診断結果で「所見あり」の判定があったドライバーさんに対しても、しっかり「再検査」を行っており、投薬が必要なドライバーさんの確認もされていました。
また、「業務前点呼時」にはすべてのドライバーさんに血圧計測定も実施されており、その血圧計の測定結果はパソコンへ転送され保存されるシステムが構築されていることからも、会社としてドライバーさんの健康管理がきちんとなされていることが分かりました。
さらに、点呼場の後方には、まるでカフェのようなくつろげる空間が広がっており、桝田社長のドライバーさんに対する気配りが感じられました。
このように、数ある評価点の中でも特に模擬監査参加者が評価したのが、「事故を起こした際の原因分析の深さ」でした。
なぜなら、とても面倒な作業でもある「事故分析」を地道に行い、今後の事故防止対策に生かしている点は、”大変秀逸だ”との声が多く聞かれました。
今回の模擬監査を通し、他社の管理状況を確認し意見交換をすることで、改めて参加者それぞれが自社の取り組みに対し振り返りが出来る良い機会となりました。