誰でも“入れない”協会で、誰でも“入れない”運送会社を作ろう!

  • 優良運送会社限定求人サイト DHAPPY
  • トラマネ会議見学受付中です
  • 
トラマネラジオ

活動レポート

2024年問題 やっぱり275時間/月なのか!? バス版最終報告書から読むトラックの改正内容

日付
カテゴリー

 img-thumbnail11

※この投稿は、トラック・マネジメント協会 公式YouTubeチャンネル「トラマネラジオ」の内容を記事化したものです。

トラマネラジオ第11回 2024年問題 やっぱり275時間/月なのか!? バス版最終報告書から読むトラックの改正内容

進 行:運送業専門コンサルタント 和田 康宏(以下、和田)

ゲスト:株式会社第一名誠 代表取締役 瀬尾 国大(以下、瀬尾)

 

和田)

第11回。今日はですね、「改善基準」のお話についてしたいと思います。

 

2022年の3月にですね、バスについて「改善基準の最終報告書」というのが出来上がりました。トラックについてはですね、2022年の7月に「(改善基準の)最終報告書」が取りまとめられる、ということになっているんですけども、今のこの時点で、バスの(報告書の)内容が分かったものですから、おそらく“バスの(報告書の)内”と“トラックの(報告書の)内容”っていうのは“そんなに大きな変更はない”という部分が多いと思いますので、その内容について今日も瀬尾さんとお話をしていきたいと思います。

 

瀬尾さん、よろしくお願いします。

 

瀬尾)

お願い致します。

 

和田)

で、ですね、「改善基準」ですので、ご存知の「拘束時間」から始まるんですけども。

これは、大方の人がだいぶ1年ぐらい前から予感はしていたんだとは思うんですけど、「1年間」、「年間の総拘束時間」がやっぱり「3,300時間以内」っていう形にバスはなりそうですね。

今までは、トラックもそうですけども「3,516時間」なので、「216時間」、今回、年間を通して「拘束時間」ですけど短くしていかないといけない、そういう大枠のルールにバスの方はなりました。

おそらくこれは、これから後、数か月間しかトラックは話す期間がないものですから、この大きなベースの部分っていうのはそんな簡単に長くなったり短くなったりとはならないと思いますので、もういいんじゃないでしょうかね。この『「3,300時間」が年間の拘束時間のMAXだ』っていうぐらいの気持ちで、今からもう、ちょうど2年ですよね?今、収録が4月なので、2022年の。2024年の4月からスタート、施行されるっていうことを考えると、もう24ヶ月しかないものですから、「これ(年間の総拘束時間は3,300時間)でいくんだ」っていう感じで取り組みをね、色々改善を着手してもいいのかなっていう感じがします。

 

どうですか、瀬尾さん。「3,516時間」から「3,300時間」。

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

だから、1ヶ月で言うと、割る12ですから。昔は「3,516時間÷12ヶ月」で「293時間」っていうことですけど・・・

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

今回は「3,300時間÷12(ヶ月)」で「275時間」ということですね。「マイナス18時間」、1ヶ月で、「拘束時間」ですけどね、“減らさないといけない”っていう事になりそうなんですけど。

 

瀬尾)

ええ。

 

和田)

いかがですか?この「マイナス18時間」っていう「拘束時間ベース」ですけど、「稼働日」で言うとどんなもんですか?「1日半ぐらい減らさないといけない」っていう感じですか?

 

瀬尾)

そうですよね。はい。

 

和田)

1日と半日ぐらい・・・

 

瀬尾)

半日・・ですね。

 

和田)

・・・という話なんですけど。

 

瀬尾)

う、う~ん。

 

和田)

なかなかですね?これは・・・。

 

瀬尾)

そうですね。うん。

 

和田)

「稼働日」が心配になってきますよね?(月間拘束時間が)275時間ってなってくると。1ヶ月何日働かせていいんだっていう(笑)、何かそっちが気になってきますけどね?

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

どうですか?「(1日)13時間」もし働かせたとすると、「21日」で「273時間」ですからね。「21(日)」ですよ!

 

瀬尾)

21(日)!?(笑)ほんとに?

 

和田)

13時間だったとして(笑)

 

瀬尾)

う~ん・・・。

 

和田)

(笑)どうですか?結構・・・(笑)

 

瀬尾)

ほんとに、「週休2日制」っていうところをもうやっていかないといけないのかな、という風に感じますね。ええ。

 

和田)

瀬尾さんのところは、ちなみに1か月の稼働日って大体どんなもんですか?「地場運行が多い」って、私は認識してるんですけど。

 

瀬尾)

ええ。大体22~23(日)ぐらいですかね。3月とかですと、24日~25日の人も中には出てきてたんで・・・。

 

和田)

は~、なるほどなるほど。

 

瀬尾)

はい。こういった「31日ある月」っていうところは、今後考えていかないといけないのかなっていう風に思いますね。

 

和田)

大体、今って、平均すると1日の拘束時間って何時間ぐらい?13(時間)ぐらい?

 

瀬尾)

12~13時間ですね。

 

和田)

だから、ギリギリ22(日)ぐらいで275(時間)ぐらいに収まって、23(日)だと半日の人がいないと苦しいかな、とかっていう感じですかね。

 

瀬尾)

そうですね。ただ、土曜日が半日の時が多いものですから・・・

 

和田)

あ、そっか!それで、であれば、だいぶん変わってきますよね。

 

瀬尾)

そうですね。

 

和田)

ただ、予想以上に稼働日が少なくなるっていうかね、なんかね・・・

 

瀬尾)

ええ。

 

和田)

さっき、瀬尾さんは「週休2日」って言ったけど、「(週休)3日」の日が必要になりそうですよね?なんかね。(週休)2日では足りないですよね?ちょっと。

 

瀬尾)

そうですね。

 

和田)

有休を使って「(週休)3日」にしないといけない週も出てくるんじゃなかなっていう感じがしますよね?31日の月とかの場合だと。

 

瀬尾)

ええ。

 

和田)

だから、なかなか大変といえば大変、な感じですね。

 

瀬尾)

ウチは祝日も休みなんで・・・。

 

和田)

あ、そうか。じゃあ、祝日のない月ぐらいが要注意だけど・・・

 

瀬尾)

祝日がない月がちょっと要注意ですね。はい。

 

和田)

う~ん、後は、祝日が休みであれば、それでだいぶ(変わりますね)。(今)祝日も増えてきましたんでね、変わってくるかなって。

 

瀬尾)

ええ。

 

和田)

後、問題は、「特例」。

今、「特例」って「320時間」使えますよね?忙しい月、「年間6回まで320時間」っていう話になっているんですけど、これが一応バスでは「294時間」になりそう・・・なんですよね。

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

だから今の原則に近いですよね、293時間に近い、「294時間まで」しかバスの場合は出来ないっていう話。一応バスでも今まで通り「6回までは特例を使える」っていう話になっているんですけど。

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

この部分がひょっとしたら、トラックの場合は、「“お歳暮”や“お中元”のシーズン」とか「“引っ越し”シーズン」があるんで、ひょっとしたらもうちょっと長めに、「月限定で」っていう事が、今から数か月の話し合いで、旅客とはちょっと違う所なので、(変更が)出てくるかもしれないですけど。

ただ、「原則」は多分この「294時間が特例の6回」になるんじゃないのかなっていう感じがするんで、だいぶイメージを変えないといけないのかなっていう感じがしますけどね。

 

瀬尾)

そうですね。

 

和田)

それに反映した形で、「1日の拘束時間」も今「16時間が最大」なんですけど、「15時間」に、“1時間少なくなる”っていうことですけど、15時間を超えることは・・?

 

瀬尾)

まずないですね。

 

和田)

ないですかね?

 

瀬尾)

はい。雪の日とか・・・

 

和田)

それはまた後で話しますが、ありますから。大丈夫ですけど。

(その拘束時間の)裏返しで(1日は)24時間しかないので、「9時間の最低の休息期間」になるって。今までは「8時間の休息」が多かったんですけど、「9時間が最低」っていう形になるので・・・。

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

これもどうなんですかね?長距離をやっている方はちょっと大変なんでしょうかね?関東まで走って、夜中に着いて、(休息時間が)8時間だったら朝の6時半か7時から(仕事を)始められるんだけど、(休息時間が)9時間だと(始業が)8時になっちゃうじゃん、みたいな。積込みとか積卸ろしが間に合わないじゃん、みたいな話とかになってくるのかもしれないんで。

 

瀬尾)

そうですよね、う~ん。

 

和田)

その見直しはだいぶ必要になってくるのかなっていう感じがするんですけど。

ひとつ細かい話で言うと、今って「15時間超」って週何回かってありましたよね?「15時間超が週2回」ですかね?

 

瀬尾)

2回、はい。

 

和田)

これが今回、「14時間超を週3回」にバスはなったんです。

 

瀬尾)

(笑)はい。

 

和田)

「3回」。これが落としどころだったんでしょうけど(笑)。

 

瀬尾)

ええ。

 

和田)

「(拘束時間を)短くした分、『特例』の回数を増やしてあげるわ」みたいな話になったんですけど。多分14時間は割合皆さん苦労すると思うんですよね。ちょっと油断してると14時間ぐらいになっちゃうんじゃないかなっていう感じがしますけど。

 

瀬尾)

そうですね。

 

和田)

瀬尾さんのところでは、あんまりない?でもありますか?少しはありますか?さすがに14時間(超)は・・・

 

瀬尾)

いや・・・

 

和田)

たまにはありますか?

 

瀬尾)

たまにあります。はい。

 

和田)

たまにだったらいいんですよ、「週3回まで」使えるもんですから。たださっきの「(月間拘束時間)275(時間)」をやっていくためには、14時間(超の日)があまり増えてると後の日をすごく減らさないといけないっていう話になるんで。

 

瀬尾)

そうですよね。

 

和田)

必ずしも“目いっぱい14時間(超を)3回使えばいいか”っていう、そういう話ではないんですけどね。

こういう感じでじわっじわっとダウンサイジングしてくるっていう形になっていきそうですね。

後は「運転時間」は変わらないですね、恐らく。「2日平均1日9時間」ですね?

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

「2週間 平均1週間44時間」っていうところは、これはあまり労使間でも議論をあまりされる余地はないみたいなので、それは(トラックに)スライドっていう形ですね。

問題は、「連続運転時間」らしいです。「1回連続10分以上で合計30分以上、運転を中断する、4時間以内に」っていう形で今あると思うんですけど、バスは残念ながらそのままです。変わらず。

 

瀬尾)

あ、変わらず・・・

 

和田)

もっと言うと、観光バスの夜間運行をするバスは、「2時間で(運転の中断が)取れるように努力してくれ」って、“努力目標”なんですよね。危ないですもんね?

 

瀬尾)

ただ、バスの方が(運転の中断を)取りやすいな、と思って。

 

和田)

もちろんです!

 

瀬尾)

きちっと事前に休憩ポイントが決められるんで。

 

和田)

そうです。そもそも“乗客がトイレに行かなきゃいけない”っていうのがありますんでね。逆にトラックは、やっぱりそういうのは全然バスとは違うのかなっていう感じがありますけど。

 

瀬尾)

そうですね。

 

和田)

トラックは実は今、この「(運転の中断を)10分」っていうのを「5分」にできないか、っていうのと、「(連続運転時間を)4時間」っていうのを「5時間」にできないかっていうのが最終のこれから議論、ディスカッションするところらしいです。

 

瀬尾)

はい、ええ。

 

和田)

だから、ここですね(笑)。「18時間、1ヶ月で拘束時間が短くなる」のがやむを得ずだったら、“もう少し走りやすいようにしてくれないか”っていうところが、多分皆さんの長距離やっている方も地場をやっている人も同じ願いなのかなっていう感じがするので。

 

瀬尾)

そうですね。

 

和田)

この「(運転の中断の)10分が長い」っていう話ばっかりですね、僕のお客さんから(聞くの)は。「5分でトイレも終わるし、後5分休んでろって言うけど、5分で出なきゃいけないんで寝ることもできない」みたいな感じで。「結局イライラだけがつのる」っていう、5分で。ですね?なんか聞いてるとね。

 

瀬尾)

そうですね。はい。

 

和田)

だからその辺のところはやっぱり改正してもいいんじゃないかな?ボチボチ。(施行されてから)35年も経ったんだから、いいんじゃないのかなっていう感じが。「10分」ってこだわる必要が何にあるのかっていうのが、僕らには(分からない)。偉い方が考えてらっしゃるので、医学的に考えていればそうなるのかもしれないですけども。

どうですか?瀬尾さんの所のドライバーさんとかは、今は慣れちゃったからあれだけど、「10分」ってやっぱり結構しんどいんじゃないですか(笑)?

 

瀬尾)

ものすごい、みんな苦労しています、ここは。

 

和田)

ですよね?地場をやってるから、積み下ろしても6分ぐらいとか、5分しかかからないとか、そういう形ですか?

 

瀬尾)

件数を持って配送をしているんで、午前中の(会社を)出発してからの4時間って、もう、あっという間なんで・・・。

 

和田)

あっという間ですね、う~ん。あっという間ですね。

 

瀬尾)

はい。そこを・・・

 

和田)

(運転の中断を)5分で取れればね。

 

瀬尾)

そうです。そうしたら、なんら問題なく。1件あたり5分ぐらいはかかるもんですからね。

 

和田)

そうですよね。

 

瀬尾)

ええ。

 

和田)

「(連続運転時間)5時間」っていうのは、多分、長距離の人はすごいうれしいですよね。

 

瀬尾)

そうですよね。

 

和田)

東京まで、名古屋から行けるのかな?豊橋の方に聞くと、「大ラッキーだ!」って言ってましたね。東京まで・・・

 

瀬尾)

行けちゃいますもんね。

 

和田)

・・・5時間で平気だよって。名古屋だとちょっと微妙なんですかね?

 

瀬尾)

ちょっと、ええ。どこから出発するかによっては厳しいかもしれないですね。

 

和田)

そうですね。豊橋だとやっぱり1時間ぐらい得してますから。かなり、別に、日帰りでほんとに堂々と(運行が)出来るってことになってくるんで。

「(連続運転時間)5時間」っていうのが結構これから、これが一番のもし(改正の)成果が取れるとすれば、「連続運転時間」なのかなっていう感じがしますね。

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

一応そんな感じです。あとは、最後に、今回とっておきの改正っていうのが、バスで今あるのが、「例外的な取扱い」って言って、さっき瀬尾さんもおっしゃっていましたけど、「渋滞した時」。

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

「(例えば)”事故”とか”大雪”とか”大雨”で、”5時間渋滞”した。実際は、普通だったら13時間で拘束時間は終わっているのに、5時間入れると18時間で違反になる」っていうのが、今まではそういうパターンだったと思うんですけど、今回はそれ(渋滞時間)が(拘束時間から)除けるっていう事になるんですよ。

 

瀬尾)

うーん。

 

和田)

ただし、条件があって、「客観的な記録がある場合」ってあるんです。何でも(笑)“法事”を使って休む人いるじゃないですか。

 

瀬尾)

(笑)

 

和田)

大家族の1,000人ぐらい親族がいるのかって人が、よく“法事”で休むとかって言いますけど、それはダメなんですよ。あくまでも、「”気象情報”とか”道路公団のそういう情報”とかをちゃんと残して、ちゃんと”これだけ何時間渋滞だったよ”っていうのを残してくれれば、”拘束時間”と”運転時間”と”連続運転時間”の適用にあたっては、その時間を除くことが出来る」っていう話で、今回、バスで決まったので、これがそのままトラックに間違いなくスライドするっていうことなので。今までそれがなかったものですからね。

 

瀬尾)

なかったですね。うん。

 

和田)

名古屋だと北陸行く人なんか、雪にはまってとんでもないことになっちゃうことがあったのが、これからは弾力的に解釈してくれるっていう話なので、そこは大きな進歩なのかなっていう感じがしました。

だから、さっきの連続運転時間の部分もなかなか取りにくいところもあったんでしょうけど、「渋滞した時にはちゃんとそれをドライバーから聞いて、記録を残しておく」っていうことで少しはクリアできるかなっていう形にはなってくると。

大体こんなような事で。後は細かいところばっかですね。

「分割休息」っていう、「(休息を)2回、3回分ける」っていうのがありましたけど、今まで「10時間」必要だったのが、「11時間」って「1時間」、「休息期間が8時間から9時間になったので”1時間プラスしろ”」って話になったとか、「2人乗務した時」は「4時間」で休息期間がよかったのが、「5時間」。

 

瀬尾)

う~ん。

 

和田)

「”1時間増やして”5時間」っていう形になったとか、そういう細かい修正はあるかなっていう感じで、あとはほとんど変わらないですね。

「休日労働」も「月2回まではできる」っていうのも、これも変わらないもんですから、「法定休日労働」も。

だからほんとにトラックの焦点っていうのは、さっきの「連続運転時間」と、後は、「特例の294時間を“宅配や“引っ越し”に限ってはもうちょっと緩和するか」とかっていう、その辺ぐらいしか議論するところが、私の頭では思いつかないですね。

 

瀬尾)

う~ん。

 

和田)

他に何をそんなに、バスでここまで議論し尽くしたのに、何を議論するんだろうなっていう感じなので。

そういうことで、「“(月間拘束時間は)275(時間)”で、もう行くぞ!」っていう感じで、今から、もう後2年で、24ヶ月(で施行されるん)ですけどね、もうスタートをかけてもそんなに間違っていないのかなって。

(最終報告書の発表を)待っていると7月まで待っていないといけないですから、まだ後、何か月間かまたムダにしないといけないっていうことなので、ドライバーさんに教育していく上でも、「これからは休息期間は“9時間”だよ」っていう話とかね、そういう話は、もうボチボチし始めてもいいのかなっていう感じがしますね。

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

何て言っても、交付されるのは今年(2022年)のおそらく12月なんで。それから取り組み始めたら1年3ヶ月しか時間がないわけですよね。

 

瀬尾)

う~ん。

 

和田)

(新基準に対応するには)ちょっと時間が1年3ヶ月だとキツイんじゃないのかなっていう感じが。

瀬尾さんが前に、最初に(会社の状況を)直す時に、3年かかったんでしたっけ?改善基準とか色々がぐちゃぐちゃだった時から直すのに、結構何年もかかかりましたもんね?

 

瀬尾)

5年近くかかってます。

 

和田)

5年かかってますよね?

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

だから今回のなんてもっと難しいので、「(月間拘束時間が)275(時間)」とかに“もしなったら”ですよ?

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

だから、今からチャージをかけていかないと、とてもとても2024年になった時には“違反だらけ“っていうことにおそらくなってくるのかなって感じがしましたけどね。

どうですか?瀬尾さん、何とか対策を取っていく感じ・・・出来そうですか?「(1ヶ月の拘束時間)275(時間)」中心にですけどね。

 

瀬尾)

今ちょっと問題があるところに関しては、徐々にお願いもしておりますし、後は、社内的な調整も踏まえて・・・

 

和田)

後は、「単価」とね、荷主さんの。

 

瀬尾)

そうですね。

 

和田)

「18時間」拘束時間が減る分を、給料が下がったら意味がないので、それを下がらないように、どういう風に荷主さんのご理解を得ていくかっていうのが、これが経営者の一番重要な仕事になってくるのかもしれないですね。

 

瀬尾)

ええ。そうですね。

 

和田)

ドライバーさんもそれをやってくれる社長だと、「あ、ついていきたいな」みたいなことになるとは思いますんでね。

 

瀬尾)

はい。

 

和田)

ぜひとも、何とか「運賃も変わらず、労働時間は短くできた」っていう結果をまたこのYouTubeでご報告いただけると非常にうれしいな、と思いますけどね(笑)。

 

瀬尾)

はい、わかりました。

 

和田)

すいません。今日はそういうことで、「バスの改善最終報告案からトラックはどうなるか」っていう話をしました。今日も瀬尾さん、ありがとうございました。

 

瀬尾)

ありがとうございました。

トラマネ会議 見学 受付中です!!
  • 活動レポート
  • トラックマネジメント協会〜本協会を設立した理由〜